観照日記

主にIT・ゲームなどの日々の役に立ちそうなことを書いていきます

【HHKB】カスタムキーマップで,ホームポジションがとても快適になる人類の物語。

どうもでござんす。今日は「オレの考えた最強の HHKB カスタムキーマップ」をやっていきたいと思います。

何の話?

  • HHKB のキーバインドを変更して,ホームポジションの状態から指を大きくずらさず 「カーソル移動」 「日本語/英字入力切替」 「テンキー入力的なもの」 ができるようになった。
  • これは,HHKB の基板を Alternative Controller for HHKB に変更することでできる。
  • とても快適すぎて涙を流している。

準備するモノ

  • HHKB Professional 2 英字配列*1
  • Alternative Controller for HHKB

Alternative Controller for HHKB は,ここから買えます。

今回いじったキーマップを使いたい人は以下のリポジトリを参照してみてください。

github.com

やること

1. 基板の交換

頑張って基板を交換します。基板交換に関してはいろんなブログでやり方が紹介されてるのでそちらをご覧ください。

頑張った結果がこちら

2. キーバインドを設定する

ワシのカスタムキーバインドは以下の感じです。

 「日本語/英字入力切替」

HHKB US 配列はデフォルトだと [Alt +`] の組み合わせで日本語/英字入力切替ができます。ただし、ホームポジションから著しく離れるため、毎回ストレスに感じていました。

「普通に指一本で切り替えたい」。ということで以下の画像の位置に [Alt + `] を割り当てました。これで,遊んでいる右親指に仕事させることができます。

「カーソル移動」

HHKB のデフォルトのカーソル移動は個人的に最悪だなと思ってたんですが,これは以下のように改善されました ↓

この配置,左手がほんとにそのまま自然な位置でアレ(ホームポジション)してるので,無茶苦茶快適です。

「テンキー入力的なもの」

数字は,左手の親指 + 右手の {人差し指,中指,薬指} の組み合わせで入力できます。擬似的なテンキーを生み出してます。これにより,数字を大量に入力する時にキーの1行目まで指を伸ばさなくてよくなるのでだいぶ快適になります。

で,具体的にこれをどうやって基板ちゃんに覚え込ませるのかということなんですが,次で説明していきます。

3. TMK Keymap Editor で設定ファイルを生成する

TMK Keymap Editor という,キーマップをデザインして設定ファイルに落とし込んでくれる Web GUI アプリケーションがあるんで,ここに「俺の考えた最強の (略) 」をデザインしていきます。

完了したら,[Download] ボタンを押して,設定ファイルを落とします。

4. dfu-programmer というツールでカスタムキーマップを HHKB に読み込ませる

落としたら,HHKB を USB 接続した状態でターミナルから下記のコマンドを実行して,ツールのインストールと設定ファイルの読み込みを行います。

※ いまさらなんですが,実行マシンは Macbook です。

# 設定ファイルを元に HHKB キーマップの書き換えを実行してくれるツールを Install
brew update
brew install dfu-programmer

# 設定ファイルの書き込み
dfu-programmer atmega32u4 erase --force && \
dfu-programmer atmega32u4 flash ./unimap.hex && \
dfu-programmer atmega32u4 launch

はい,これでキーマップが書き換わりました。最高!

まとめ

最高!

*1:日本語配列でも確かできる